境界線

新宿flagsのモニターから、ゆずの境界線という曲が
流れてきた。
な、なんでこんな古い曲!と思ったら、ゆずってデビュ−10周年なんだって。
そんで、ベストが出るらしい。
僕も昔はゆずが好きでした。19歳ぐらいで、大学生で、
同じような世代(向こうが2つぐらい上)で、このぐらいの世代が持つ
意味のない時間と気持ちを歌い続ける所が好きだったのですが、
だんだん自分の中で対象年齢を過ぎた感がしてきて聞かなくなりました。
栄光の架け橋?みたいな曲より、「6大学出のインテリのぼっちゃんには4回
言ってもわかんねえだろうけど」みたいなのが好きだったんだけどねー。
でも、境界線という曲は一番好きなアルバム(ゆず一家?)に入ってて
その頃良く聴いた曲だし、そのベストは買っても良いかなーとか思ったんだけど
ネットで調べたら始発列車も朝もやけ(まあ、この辺はシングルB面でアルバムにも
入らなかったので仕方ないけど)も月曜日の週末も入ってなかったので
買わない事にした。
まあ、ゆずのデビューの頃は知らなかったので10年かあ、と思うのは
お門違いなんでしょうけど、大学生ぐらいの時期が10年前になるなんて。
まだまだこないだの事のようなのに。(さすがに高校時代ははるか昔のように
感じるようになりましたけど)
にしても、対象年齢をすぎるような、という感覚が初めてでして、
まあ井上陽水とかサザンばかりなので過ぎないのかもしれないけど、
そうやって段々若者の音楽がわからなくなっていくのだろうか、人は。


そういえば最近RIP SLYMEも聞かなくなった。
少し前に出たアルバムとか手に入れてはみたが、そう何度も聞かない
だろうなという感じだった。楽園ベイベーとかもう言わないんでしょうか、
彼らは。


ファンクラブ入会5年を迎えたくるりの最近のアルバムも1回ぐらいしか
聞いてないよな…。どの歌手でも言えるんだけど、「昔の曲の方が良かったな」と
思えてしまうのは何でなんだろう。


自分はこの感覚がすっごい嫌いで、いつまでも好きでいたいのにどんどん
それらを離していってしまうところがたまらない。
昔が良かったなんて少し悲しいじゃないか。
多少はあっても良いけれど、そればかりになるのは悲しいと思う。


というのもあり最近はあまりCDを聞いてません。ラジオばっかりです。
それも、最近配置換えでラジオの電源を抜いたら時計とプリセットが全部
消えたので時計は未設定(ずっと点滅)、ラジオはJ-WAVEにあわせて
電源を入れたりきったりするだけです。
ついに、iPodでラジオが受信できるというモノまで買ってしまいました。