蛇が出た！セイントおじさーん

私の部屋は2階にあります。
１階は車庫です。車庫といっても扉が閉まる訳ではないのですが。
その車庫の蛍光灯に、ツバメが今年も巣を作りました。
毎年の事なので我が家では季節の到来と考え、特に何かしてやる訳ではないのですが
受け入れています。
受け入れてるわりに車庫に行くと親鳥が威嚇しにくるので最善を尽くしてもわかりあえない
人もいた状態ですが、ちなみに雨天時は犬を連れてくるのですが、犬は繋がれてるし
犬自体鳥が見えてないようなので鳥も気にしてません。
痴呆症の祖母（基本的に生き物が嫌い）が生前、なぜかほうきで巣を破壊して卵を全壊
させて以来トラブルもなかったわけですが。


今日！！！！！！


帰宅時に原付を置きに車庫に入った所、犬をつないだりしとくロープになんか
ボリュームの大きいものが絡まってるなぁとか思ってよく見たら蛇が！！！！！
しかも首を伸ばして燕の巣を狙っている！！！！！！

（その時の心境はこのような感じです。ていうか実家だけど）
ウギャアアア蛇蛇ー！！！といいながら、ストーカーにつけられてる一人暮らしの
OLよろしく後ろ手で玄関の鍵を閉め、父親（感情が無いという理由で10年くらい
育てている15匹ほどのランチュウと最初は好きじゃなかったけどさすがに14年も
暮らしてると情の移ってきた犬以外基本的に生き物が嫌いで殺すの平気）
に言うもさすがに蛇はイヤだといい、植松家の意見としてはツバメに諦めていただく事に
なりました。多分広げたら２ｍぐらいあるアオダイショウだし、そもそも車庫の電気が
ちゃんとつかないので色々ヤダし…

多分「ツバメがかわいそう！」という意見が多いでしょう。

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のサソリの話知ってる？
さんざん周りの生き物を殺してきたサソリが、イタチに追われて逃げているうちに
井戸に落ちてしまう。サソリは、井戸から出られずに、「自分は今まで生き物を殺して
生きてきた。なのに、こうして何もできずに死んでいくのなら、どうしてこの身をイタチに
くれてやらなかったのだろう。そうすればイタチも１日は生きながらえただろうに」と悔やむ
話。それと似てるというのはいささか乱暴だけれど、まあツバメが死ぬか蛇が死ぬか
という話。人家にある事で、他より危険が今まで無かっただけだ。

とか感じてしまうのが年を取るってことなんだろうか。
ていうか、表面でそう思ってるだけで、本当は何もできないのもイヤなんだけど。
あと窓開けるのが怖いので閉め切ってエアコンかけてますがエアコンの風で
ビニール袋が少し動くだけで

（心境はこのような感じです。ていうか実家だけど）
ああもうツバメよりも蛇よりも私が死んでしまいそうだ。だから田舎はイヤなんだよ！
（でも床下消毒したらゴキブリが一切出なくなったよ！ビバ、プロの技と業務用殺虫剤）
あー明日玄関開けるのイヤだな…ツバメのひなの鳴き声がしなかったらどうしよう。
ていうか食い散らかされてたらどうしよう。蛇が明日の夜もいたらどうしよう。

（ていうか実家だけど）